PROJECT 江戸時代に学ぶ循環生活のコツ|未来定番研究所オリジナル パターン・カードによる研究

世界で最もサーキュラーな時代だったといわれる江戸時代の暮らしを学び、そのコツを現代に活用するためのヒントを「パターン・ランゲージ」の手法を用いて研究しました。

[調査、研究]

有識者へのインタビューを実施、ヒントやコツを抽出し、30個の「パターン」が完成

未来定番研究所の主な研究テーマの1つが「循環型生活」です。江戸時代に実際にされていた循環型生活から現代にも実践できるような「コツ」を抽出するため、江戸時代の人々の暮らしや資源循環について詳しい9組の有識者の方々にインタビューを実施。たくさんのヒントを教えていただきました。

インタビューにご協力いただいた皆様 ※敬称略

法政大学教授 湯澤 規子
立教大学准教授 滝口正哉
江戸・東京 郷土史研究者 久染健夫
江戸東京たてもの園 市川 寛明
Circular Economy Hub 那須清和
エドノミー®研究家 北林功
ローカルフードサイクリング株式会社 たいら由以子
NPO法人循環生活研究所 波多野信子
『マンガでわかる江戸の暮らし~お江戸八百人間模様~』(リイド社) 著者 漫画家 じゃんぐる堂
法政大学江戸東京研究センター特任教授 陣内秀信




インタビューにご協力いただいた『マンガでわかる江戸の暮らし~お江戸八百人間模様~』著者 じゃんぐる堂先生に、イラストを描きおろしていただきました!



インタビュー内容から循環型生活のコツやヒントになりそうな事例や価値観を抽出し、発言者を問わずに似ている価値観を分類することで「パターンのもと」を構築。
さらに抽象化や共通点の言語化を繰り返し、全体の体系を整理することで全30個の「パターン」を完成させました。






未来定番研究所オリジナルのパターン・カードおよびブックを制作、社内外へ循環型生活のコツをわかりやすく伝える

完成したパターンをもとに、分かりやすく伝えるためのテキストやイラストを追加した「パターン・カード」と、それぞれのパターンをより詳細に解説し、具体的な実践例や考え方を掲載した冊子を制作しました。



「パターン・カード」はアイスブレイクやワークショップなどのコミュニケーションだけでなく、業務における企画立案や日常生活の振り返りなどにも応用できます。





法政大学 人間環境学部 湯澤規子教授との産学協同

江戸の循環型社会をひも解き、現代の生活者が実践するためのヒントを言語化するにあたり、法政大学 人間環境学部 湯澤規子教授と湯澤ゼミの皆さんにご協力をいただきました。
研究のうえで大切にされている「暮らしと人々」の視点からアドバイスをいただいたほか、ゼミ生の皆さんにはパターン・カードの制作プロセスに参加いただいています。

プロジェクト名 江戸時代に学ぶ循環生活のコツについての研究

実施期間 2024年3月-2025年2月
概要 未来定番研究所の主な研究テーマ「サステナブルな社会と未来定番生活の深掘り」「日本の伝統・文化を現代の生活の昇華させる」の一環として、サーキュラーな時代だったといわれる江戸時代からヒントを得るためのツールを「パターン・ランゲージ」の手法で制作
目的 誰にでもわかりやすい循環型生活のコツを体系化することで、生活者が循環について考えるきっかけをつくり出し、サステナブルな暮らしの推進や継続に役立てるため